チューブ外観検査システム

チューブ外観検査システム

チューブ状ワークの全周外観を検査するシステム。アキシコンミラーを使用し、最小限のカメラ台数で全周を均一に撮像、検査。

特徴

アキシコンミラーを使用した光学系で、チューブ状のワークの周囲を少ないカメラで均一に撮像する。
エンドレスに流れてくるワークをミラーの中を通過させながら撮像、死角になる部分を別のミラー・カメラでカバーする。
従来の撮像方法に比べて、最小限の光学系で均一画像の撮像ができる。

ワーク例

樹脂製ホース(サンプルは短くカットされた状態)に細い線傷がついている

白色のホースに線傷がある例(矢印部)
ピンク色のホースに線傷がある例(矢印)

従来の撮像方法の問題点をアキシコンミラーで解決

正反射による傷を検出する撮像方法で、多数のカメラが必要。ただし、上記の例でもカメラ間の情報が欠落し、
さらに台数を増やして撮像する必要がある。

構成の提案

アキシコンミラーを使った撮像方法。

同軸落射照明との組み合わせ
ミラーに映った外観を検査する
エンドレスの構成にした場合、ワークを曲げる方向にローラーが写り込むので、
180゜反転させてオフセットし画像を補う

動画

  • アキシコンミラー