テレセントリシティ
テレセントリシティとは物体の奥行き方向に対する倍率誤差の事です。
倍率誤差が少ないほどテレセントリシティが高いといわれます。
テレセントリックレンズは寸法計測等色々な用途で使用されていますが、使用する前にレンズのテレセントリシティを把握しておくのは非常に重要なことです。テレセントリックレンズは主光線がレンズの光軸に対して平行である為、高さ方向に違いのあるワークなどに非常に重宝されています。もし、テレセントリシティが悪い場合、画面の周辺と中心、また高さ方向の奥と手前で見え方が変わってきてしまう為テレセントリックレンズを使用している効果が得られなく無くなってしまいます。
テレセントリシティを確認するには下図のようなワークを使用すると比較的簡単に確認する事が可能です。