大型素子・ラインスキャンレンズ
主にラインスキャンカメラ用に使用されます。ラインスキャンカメラは受光側の寸法が35~80mm程度必要なタイプが主流、最近の高画素対応型は80mm位の受光寸法が必要なものもでてきています。通常の2次元カメラ(エリアセンサーカメラ)用レンズが使用できない場合が多い。このレンズは受光部面積が大きいため2次元カメラ用としても使用可能で、レンズ中心の収差の小さい光線を使用することで安定した解像力が得られます。ただし、レンズ自体が大きく重いので、可動部への取り付けには不向きであることと、レンズマウント方式がメーカーごとに異なるため、使用するカメラのマウントを必ず確認し選定する必要があります。
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